GBS検査で陽性だった

2015-08-17

 

皆さんからのご質問が溜まってまいりました。

すすめてまいります。

Q.GBS検査で陽性だった

GBSとはβ群溶血性連鎖球菌という細菌のことです。

この菌はもともとウシなどの家畜の乳腺炎を起こす菌として知られていました。

 

1970年頃からヒトの胎児や新生児に感染すると重症な敗血症や髄膜炎をひこ起こすことがわかり、注目されるようになりました。

 

妊娠している女性のノドや膣の中、外陰部を調べてみると

約10%の方にGBSがいることがわかりました。

 

菌がいるといっても病気引き起こさないので、

これらの方はGBS保菌者ということになります。

 

保菌者の200人に1人くらいの割合で、膣内の菌が子宮を通って子宮内に入り込み、

破水を起こさせたり、早産に至らしめることがあります。

 

また、この菌は羊水を通して胎児に入り込み、

敗血症や髄膜炎という怖い病気になってしまうこともあります。

 

しかし、

この菌には非常によくペニシリンなどの抗菌薬が効いてくれるので保菌者の妊婦さんには分娩の開始時から赤ちゃんが生まれる間に十分な量の抗菌薬を投与します。

 

この薬剤は胎盤を通して胎児に非常によく移行してくれるので、

赤ちゃんのGBS感染を防ぐことができます。

GBS+と言われた方は分娩時に点滴があることを覚えておいて下さいね。

 

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