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妊娠後期に見て下さい

さかご(骨盤位)と言われました。。

妊娠中に『さかご』といわれても、自然に胎児が回転して、分娩時に骨盤位なのは5%前後と言われています。

『さかご』を直す体操は昔からよく行われますが、効果ははっきりしていません。

外回転といって、おなかの上から胎児を回転させる方法もありますが危険を伴うこともあるので現在はあまり行われません。

さかごの場合、分娩に関しては経腟分娩か帝王切開の選択をしなければいけませんが、現在では赤ちゃんへのリスクを考え、帝王切開を選択する施設がほとんどです。

『さかご』では破水した時に臍帯脱出などの危険な状態になりやすいので、破水した可能性がある場合はすぐに病院へ連絡し受診して下さい。

さかご

家で陣痛がきたらどうしたら良いですか?

出産予定日が近づいてくると、誰でも不安な気持ちになるものだろうと思います。

分娩開始徴候はいろいろあり、おしるしがみられたり、前駆陣痛がみられたりと分かりやすい徴候がなく突然陣痛がくる場合もあります。

ただ陣痛が始まっても、すぐにお産になるケースは非常に稀です。

陣痛が10分間隔になった時点を分娩開始といいます。

分娩開始から実際赤ちゃんが生まれるまでは・・・

初産婦さんでは約12時間・経産婦さんでは6時間の時間の余裕があります。

陣痛が来ても慌てずに、まず病院に連絡して下さい。

陣痛がきた時について、家の方とどのようにして病院へ行くのかはよく相談しておくことが大切です。

家の方が不在の場合はタクシーを使われる方が多いです。

現在は陣痛タクシーと呼ばれる妊婦専用のタクシーを用意している会社もあります。

当院近辺の陣痛タクシーを持つ会社を紹介しておきます。

赤ちゃんが痙攣(けいれん)のような動きをします。

赤ちゃんは体内で活発に動き回っています。

超音波検査で赤ちゃんを観察すると、体や手足を曲げたり伸ばしたり、ぴょんぴょん跳ねたり、ぐるりと回転したり、おしゃぶりしたり、呼吸・しゃっくりしたり 様々な動きをしています。

妊婦さん自体はこれらの動きをビクンビクン、ボコボコ、グリングリンと感じると思います。

痙攣みたいな動きは赤ちゃんが蹴るような動きやしゃっくりをしていることが多いように思います。

これらの動きと赤ちゃんの心拍が一時的に頻脈になることは・・・

健康な反応として赤ちゃんが元気である証拠とされています。

元気の良い赤ちゃんはよく動く!!

お腹のなかでたくさん動いていることを心配する必要はありません!

(中枢性の異常が原因であることは本当に少ないです)

37週以降では毎週、超音波と胎児心拍モニターを行います。

そのときに安心して頂ければと思います。

GBS検査で陽性だった

GBSとはβ群溶血性連鎖球菌という細菌のことです。

この菌はもともとウシなどの家畜の乳腺炎を起こす菌として知られていました。

1970年頃からヒトの胎児や新生児に感染すると重症な敗血症や髄膜炎をひこ起こすことがわかり、注目されるようになりました。

妊娠している女性のノドや膣の中、外陰部を調べてみると約10%の方にGBSがいることがわかりました。

菌がいるといっても病気引き起こさないので、これらの方はGBS保菌者ということになります。

保菌者の200人に1人くらいの割合で、膣内の菌が子宮を通って子宮内に入り込み、破水を起こさせたり、早産に至らしめることがあります。

また、この菌は羊水を通して胎児に入り込み、敗血症や髄膜炎という怖い病気になってしまうこともあります。

しかし、
この菌には非常によくペニシリンなどの抗菌薬が効いてくれる ので保菌者の妊婦さんには分娩の開始時から赤ちゃんが生まれる間に十分な量の抗菌薬を投与します。

この薬剤は胎盤を通して胎児に非常によく移行してくれるので、赤ちゃんのGBS感染を防ぐことができます。

NST検査って何?

NSTとはnon-stress testの略語です。

子宮の収縮と胎児の心拍数を持続的にモニターし、記録する検査です。

約40分間かけて胎動による胎児の心拍数の変化などをみて、胎児が元気がどうかを診断する目的で行われるものです。

赤ちゃんの心拍数は1分間に110〜160回が正常範囲内となります。

大人の心拍よりだいぶ早いことがわかりますよね。

モニターしている時間内に、赤ちゃんが元気だよというサインが確認できたら、検査を終了していきます。

NSTは赤ちゃんが元気なのかどうかをテストするためのチェックなので、副作用も痛みも全くありませんから、必要なときは安心して受けてください。

里帰り出産の帰省はいつが良いですか?

一般的に里帰りは妊娠32週〜35週の間が多いです。

あまり遅くなると、途中で陣痛が始まったり、破水するなどといった事故も起こりやすくなるのでこの時期には帰省しましょう。

妊娠初期に一度、お産をするところを受診して分娩予約を取っておいたほうが良いです。

施設によって準備するものや必要な検査が異なるので、あらかじめよく連絡をとっておくことが大切です。

帰省する時は、自宅に残るご主人との連絡方法もよく検討しておいて下さい。

緊急のことが起きた時に連絡がとれないと困ります。

自動車に乗って帰省する場合は、2時間に1回くらいは休憩をいれましょう。

妊婦健診で何か異常がみつかった場合は、里帰りしない方が良いこともあります。

また、予定より早く帰るように勧められることもあります。

妊婦健診は欠かさず受けるようにしましょう。

飛行機は乗って良いですか?

飛行機に乗ること自体は胎児へ大きな影響はないと考えられています。

しかし、

妊娠中に血栓症いわゆるエコノミークラス症候群が発症しやすいので、

搭乗する際、適度な運動や水分摂取をお勧めします。

虫歯になりました。治療して良いですか?

妊娠中は虫歯になりやすく、また虫歯も悪くなりやすいので、治療した方がいいです。

また産後は育児で忙しくなり、歯医者さんへ通うこともままならなくなりますから、今のうちに直しておくことが肝心です。

抜歯というと麻酔薬などを使うのでご心配になるかと思いますが、抜歯で使う麻酔薬は局所麻酔がほとんどですので、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。

ただし、かならず歯医者さんへ行った際には妊娠していることをお伝えしてください。

痛み止めや、感染予防のための抗菌薬で心配な際はご相談下さい。

産道が硬いと言われた。

「産道が硬い」といわれた産道とは、子宮下部・頚管・膣・外陰・骨盤底の筋肉で構成されています。

本来、お産の時期が近づくと、これらの組織が軟らかくなり、赤ちゃんが通過できるようになって生まれてきます。

しかし、この過程が順調に起こらないと「産道が硬い」状態になり、お産がなかなか進まなかったり、陣痛が弱くなることもあります。

そのような場合には、ラミナリア、メトロ(風船みたいに大きくふくらみます)といった子宮口を開く器具を入れて対応する場合があります。

硬いまま分娩が進行して経腟分娩となった場合、子宮頚管(子宮の出口)や膣襞、会陰に深い裂傷を起こすことがあるため、十分な管理が必要となります。

スタッフと一緒にゆっくり分娩をすすめていきましょう。

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